分岐ブレーカー ( 小さいもの ) が落ちている場合は、ショートを起こしているか使いすぎによる過電流によって落ちているケースが多いですが、ブレーカーをあげて復旧するようでしたら、過電流によってブレーカーが作動したと考えられます。ブレーカーを上げてもすぐに落ちるようでしたらショート ( 短絡 ) している可能性が高いですので、すぐにお問い合わせください。

メインブレーカー ( 大きいもの ) が落ちている場合は、過電流によるものあるいは漏電により落ちているケースが考えられます。ブレーカーがすぐに復旧すれば単に使いすぎによりブレーカーが落ちたと考えられますが、復旧しない場合は漏電の可能性が考えられますので、すぐにお問い合わせください。

現在、電力会社から供給されている電気が単相 2 線式・単相 3 線式かを確認していただく必要があります。
単相２線式の場合は現状 100V しか電力会社から供給されておりませんので、屋内配線はもちろん電力会社への申請を行い、契約変更及び引込み線を変更する必要があります。
単相 3 線式の場合は 100V ・ 200V 共供給されておりますが、 IH ｸｯｷﾝｸﾞﾋｰﾀｰ等の高容量機器を導入される場合は、屋内配線はもちろん電力会社への申請を行い、契約変更及び引込み線を変更する必要があります。

漏電ブレーカーがついている需要家では、漏電ブレーカーが正常に作動していれば、火災につながる可能性は低いと思いますが、漏電ブレーカーが設置されていない需要家では、火災につながる可能性があると思いますので、一度ご確認ください。

いつも決まって同じ分岐ブレーカーが落ちるのであれば、ご使用の機器を別のコンセントからご使用いただくか、新たに専用回路を設けてコンセントを増設すれば、ブレーカーが落ちる可能性は低くなります。
メインブレーカーが頻繁に落ちるようであれば、全体的な容量不足が考えられますので、電力会社への申請を行い、契約変更及び引込み線を変更する必要があります。

すぐになにかが起こるという事ではないのですが、延長コードにも容量があり、一定の電流値が継続して流れた場合、延長コードが焦げたりして、火災の原因になる事があります。また、埃 等がたまりやすい為に、火災の原因になると思われます。